葉酸がうつ病に与える影響とは

葉酸は体に良い成分としてもよく知られるようになりましたが、うつ病予防にも効果があり、その効果が実証されている事まではあまり知られていません。
葉酸がうつ病に与える影響について紹介します。
葉酸は体に良い成分としてもよく知られるようになりましたが、うつ病予防にも効果があり、その効果が実証されている事まではあまり知られていません。
葉酸がうつ病に与える影響について紹介します。

厚生労働省が、妊娠初期の妊婦に積極的摂取を推奨しているのは、葉酸が胎児の神経や脳の発育に欠かせないからです。
これ以外でも、脳神経に作用する事が確認されており、葉酸を摂取する事で脳がリラックス出来るのです。
うつ病は精神的な不安が大きくなる傾向がありますが、脳がリラックスできていればうつ病により起こる不安も解消されていきます。

うつ病の治療には抗うつ剤が使われますが、効果は個人差が大きくなります。
平均で見た場合、抗うつ剤の効果が6割程度だったのに対し、葉酸をプラスした事で9割にも効果がアップしています。

うつ病の原因は人それぞれですが、うつ病患者の多くは食生活が乱れがちになるため、慢性的な葉酸不足だといいます。
葉酸は体内で合成できないため、食事から補います。
ほうれん草などの緑の野菜やレバーを、バランスよく食べていれば食事からも十分な量を摂取できます。

毎日食事で葉酸を摂取している人は、全く摂取しない人よりもうつ病になりにくいという報告もあります。
つまり葉酸には、抗うつ作用が期待できるのです。
妊娠初期は胎児の脳や神経の形成に欠かせないとされているように、大人になってからは脳や神経をサポートする作用も発揮するため、うつ病にも良いと言われるのでしょう。

うつ病の原因は人それぞれですが、日頃から葉酸が不足しがちな人はうつ病にならないためにも、積極的に摂取しましょう。
食事以外では、毎日たくさんお酒を飲む人、鎮痛剤やピルを飲んでいる人は量が不足する傾向にあるので、食事やサプリメントで補って行きましょう。