ストレス軽減

葉酸で動脈硬化を予防する

ヒトは年を取るに連れて老化が進みますから、嫌でも体には様々な老化現象が起こり始めます。
いつどのタイミングで現象が現れるのか、それに気づくのかは個人差もありますが、動脈硬化もそのひとつです。

年と取ると基礎代謝が低下していくので、若い時は特に意識しなくても当たり前のように出来ていた、脂肪の分解や老廃物の排出が少しずつ上手くいかなくなります。
それに加えて運動不足、栄養が偏った食生活、飲酒に喫煙など老化に拍車をかける事も増えていきます。

こうなると悪玉コレステロールが増え、血をドロドロにしてしまいます。
血流が悪くなれば血管にも負担をかけますし、血管自体も老化で衰えていきますから、硬くなり弾力を失い、ボロボロのゴムホースのような状態になってしまい、動脈硬化を引き起こします。

葉酸は赤血球を作ったり、粘膜を強くしたりする働きがあるので、動脈硬化の予防にもつながります。
緑色の野菜に多く含まれていますから、毎日野菜を食べていれば自然と摂取できています。
しかし肉ばかり食べていて野菜を食べない人は、葉酸も不足しますし、脂肪分の多い食事は血管にも負担をかけます。

動脈硬化は血管が詰まりやすいため、心筋梗塞や脳血栓という重篤な病気のリスクを高めます。
男性も女性も年齢とともに動脈硬化のリスクは高くなっていくので、基礎代謝が低下し始める30代から、意識して葉酸を摂取するのがおすすめです。
今はサプリメントもありますし、食事の見直しは体への負担を減らす意味でも重要です。

サプリメントや食事の見直しをしたら、次は生活習慣の見直しと改善もトライしてみてください。
規則正しい生活リズムが身についていれば、体のリズムも整うので老化に負けない強い体を作る事ができます。
葉酸を積極的に摂取すれば、血管のアンチエイジングにもつながります。
加齢は止める事はできませんが、葉酸を摂取し続け、生活リズムを整える事で、血管年齢を若返らせる事は可能です。