ストレス軽減

レバーに含まれる葉酸

体内で合成できない葉酸は、食事から補います。
サプリメントでも補えますが、普通に食事をしていれば葉酸は補えます。
妊婦は必要とする葉酸の量が少し多めなので、サプリメントの併用で必要量をクリアしやすくなります。

葉酸はほうれん草などの緑色の野菜に多く含まれていますが、食材の中ではレバーが最も多く葉酸を含んでいます。
妊婦がレバーを食べると良いと言われるのは、鉄分補給以外に葉酸を多く含んでいるからです。

レバーの種類毎にどのくらいの量が含まれているかを比較してみましょう。
100グラムあたりの量で比較した時、鶏レバーで1,300マイクログラム、豚レバーで810マイクログラム、牛レバーで1,000マイクログラムとなります。
ただし目安ですから多少の違いはあります。

レバーが苦手な人は、食パンなどに塗るレバーペーストでも代用できます。
ちなみにレバーペーストに含まれる葉酸は、100グラムあたり140マイクログラム程度です。
これもメーカーによる違いはありますが、レバーそのものを食べるよりも量は少なくなります。

野菜に比べると葉酸の量は豊富ですが、毎日食べるのは難しいので食べられる時に食べれば大丈夫です。
ただしレバーが大好物で頻繁に食べる場合は注意が必要です。

レバーには葉酸が豊富ですが、ビタミンAも豊富に含まれますが、過剰摂取をすると胎児の奇形や先天異常のリスクを高めます。
ただし1日くらいレバーを多めに食べて、ビタミンAの過剰摂取になったとしてもすぐに影響が出るわけではありません。
毎日食べるような場合は、量を少なめにしましょう。

レバーには葉酸が豊富に含まれますが、同時にビタミンAも含まれていますから、毎日食べる場合はビタミンAの過剰摂取には注意がしてください。
レバーの中では鶏のレバーがビタミンAの含有量が多いので、量は少なめにしておきます。
ほかの食材にもビタミンAが含まれている場合は、全体の量を考え調節します。