ストレス軽減

鶏レバーの葉酸含有量

一般的に食される肉といえば、牛肉、鶏肉、豚肉です。
部位による違いもありますが、鶏肉は高タンパクで低カロリーな事から、ダイエットにも活用できます。
レバーには葉酸が含まれていますが、牛や豚と比べても鶏レバーには豊富な葉酸が含まれています。

葉酸を多く含む食品の中でも最も含有量が多いのが、鶏レバーです。
100グラムあたり1,300マイクログラムの葉酸が含まれています。
ちなみに、豚レバーには810マイクログラム、牛レバーには1,000マイクログラムの葉酸が含まれています。

緑色の野菜にも葉酸は含まれていて、比較的多いと言われるパセリでも220マイクログラム、ほうれん草でも210マイクログラムです。
毎日の食事に野菜を取り入れるのは比較的簡単ですが、レバーは少し難しいかもしれません。
妊娠中は多くの葉酸を必要としますが、毎日鶏のレバーを食べ続けるのも無理があります。

仮に毎日鶏レバーを食べられるという場合も、過剰摂取には注意が必要です。
というのもレバーには葉酸以外にも様々な栄養が含まれているからです。
特にビタミンAは過剰摂取により神経障害を起こすリスクが高まります。
鶏レバーには豊富な葉酸が含まれていますが、ビタミンAも豊富です。

毎日鶏レバーを食べた場合のビタミンAは、100グラムあたり14,000マイクログラムになります。
妊婦には2,700マイクログラムを上限としていますが、7,800マイクログラムを超えてしまうような場合は、胎児の奇形や先天異常の可能性を高くしてしまいます。
妊娠していない人もビタミンAもの過剰摂取はお勧めできません。

鶏レバーは葉酸とビタミンA含有量が豊富なので、食べ過ぎには注意が必要です。
100グラムあたりの量から、食べる時の量を予測できます。
50グラムなら量も半分になりますから、ほかの食材を工夫すれば過剰摂取にもならず、安心して続けられます。
鶏レバーの量を減らしても野菜をプラスすれば補えますし、その分ヘルシーです。